• "区画整理"(/)
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  1. 山形市議会 2018-06-22
    平成30年環境建設委員会( 6月22日 環境建設分科会・予算)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成30年環境建設委員会( 6月22日 環境建設分科会予算環境建設委員会 環境建設分科会予算)   日   時  6月22日(金) 10時00分〜11時20分 場   所  第5委員会室 出席委員   武田 聡、仁藤 俊、高橋公夫長谷川幸司折原政信、        加藤 孝、須貝太郎尾形源二 欠席委員   なし 当局出席者  環境部長まちづくり推進部長上下水道部長関係課長等 委員長席   武田 聡 審査事項   1 議第49号 平成30年度山形一般会計補正予算        2 報第2号 専決処分承認について(平成29年度山形市               駐車場事業会計補正予算)        3 報告事項        (1)平成29年度山形一般会計予算繰越明許費について        (2)平成29年度山形水道事業会計予算繰越について        (3)平成29年度山形公共下水道事業会計予算繰越につ           いて      〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
    1 議第49号 平成30年度山形一般会計補正予算  〇歳出 第8款土木費 第1項土木管理費、第4項都市計画費   関係課長から説明を受けた後、質疑に入った。その主なものは次のとおり。 ○委員   要緊急安全確認規模建築物耐震改修等補助事業費について、対象となっている7件の進捗状況はどうか。 ○建築指導課長   昨年度1件が補強完了し、1件が現在工事中である。今年度は、このたびの補正予算を含め、補強工事1件、解体工事1件を予定しており、1件は平成31年度に補強工事を行いたいと聞いている。残りの2件については、未定である。 ○委員   経費もかかるためなかなか進まないのもわかるが、万が一災害が起きた場合の責任は当然当事者だが、最近の傾向として公的なものに対する責任が見直されつつある。常に前向きに指導してほしいがどうか。 ○建築指導課長   耐震診断状況をホームページ上に掲載している。山形七日ワシントンホテル本館耐震改修工事終了を受け、対象となっている全社に対し意向調査を行った。売り場改装のニュースがあれば、耐震化について問い合わせするなど、常に各社の意向把握に努めている。今後も耐震化に向けた努力をお願いしていく。 ○委員   街路事業における財源について、防災安全交付金から、社会資本整備総合交付金に組み替えるとのことだが、具体的な要因は何か。 ○都市政策課長   防災安全交付金は、全国の自治体からの要望額増加傾向にあり、配分される額は年々減少し、平成29年度当初予算要望額に対し、内示率は17.6パーセントであった。国に対し、内示追加要望活動情報収集に努めたところ、当初予算編成後、社会資本整備総合交付金に余裕があるとの情報を得て要望した結果、内示率が74.9パーセントと、当初予算以上であったため、組み替えするものである。 ○委員   これからもアンテナを高くして情報収集に努めてほしい。 ○委員   市民の安全・安心を最優先事項とするために、地震が多い国として、各市町村が国に防災安全交付金を申請し続けることも重要だと考えるがどうか。 ○都市政策課長   今後も国の動向を注視していきたい。防災安全交付金は、街路事業だけでなく、さまざまなものに使える交付金のため、市全体としてより多くもらえるような仕組みづくりを研究していきたい。 ○委員   予算額がふえたことにより街路事業整備は、どの路線が進むのか。 ○都市政策課長   現在着手している四日町日月山線、諏訪町七日町線十日町双葉町線の3路線について、事業を進めたい。 ○委員   街路事業に時間がかかり過ぎる。もっと短期間できちんと路線ごと仕上げていけば、社会的な影響はもっとよいのではないか。 ○都市政策課長   同時に5、6路線の時もあったが、現在は3路線に選択集中している。今後も限られた財源で効果発現できるように工夫していきたい。 ○委員   まちづくりのトータル的な景観デザインをどう考えるか。 ○都市政策課長   街路事業を行っている路線については、地域住民まちづくり協議会をつくり、今後の街並み形成を一緒に考えている。  大要以上の後、議第49号の付託部分については、全員異議なく可決すべきものと決定した。 2 報第2号 専決処分承認について(平成29年度山形駐車場事業会計補正予算)  道路維持課長からの説明を了承し、全員異議なく承認すべきものと決定した。 3 報告事項 (1)平成29年度山形一般会計予算繰越明許費について  関係課長から、別紙資料に基づき報告があった。 ○委員   道路新設改良事業鈴川青野線)について、鈴川地区道路は、よくなっていると実感している。終了見通しはいつか。 ○河川道路整備課長   高原工区は用地買収済箇所がまばらなため、まとまった土地がないと工事が進まない状況である。今年度も用地買収を行い、ある程度の区間の用地が確保されたところから、道路工事を進めていく。また、この工区の北側にある野呂川の橋をかけかえなければならないが、県管理河川のため橋梁の形式について県と現在協議中である。現時点事業完了平成32年度を目指して進めている。青野工区については、昨年度から本格的に事業を実施しており、昨年度、道路詳細設計用地の測量の立ち合いが終わり、事業用地が確定したところである。今年度から順次用地買収に着手するが、完成時期は未定である。 ○委員   大野目交差点が立体化されたことで、少し進んできているが、道路が途中でとまったりなど接続連携があまりよくないと苦情も聞いている。とにかく早くお願いしたい。 ○委員   アンダーパス安全対策事業など、以前、オリンピックや東日本大震災影響業者の確保が大変だと聞いていたが、現在の状況はどうか。 ○道路維持課長   道路維持課関連の各業種においては、現在のところ人材や資材等が不足しているとは聞いていない。舗装については、事業が混んでおり工期が延びていると聞いている。 ○まちづくり推進部長   市全体の工事の受注で、今年度の入札の不調はまだないが、今後、学校のトイレ設備工事が多くなり、技術者の配置などの問題により不調に至る可能性もあるため、関係する業者の話を聞きながら、工期設定など平準化に努めていく。 ○委員   中心市街地駐車場だらけにならないよう空き家対策もお願いしたい。 ○都市政策課長   来年度予算配分して検討したい。 ○委員   一般質問において区画整理導入に関する質問を行っているが、再開発ミニ開発街路事業という答弁であった。グランドデザイン、シェイプアップマイタウンなどいろいろ計画したが、そのとおり誘導され成功した事例はない。どこも成功していないと経済新聞でも取り上げている。ポイントを広げた取り組み連続性には限界があると考える。行政施行区画整理をしっかりと見据えたらどうか提案しているのだが、考えは変わらないか。 ○都市政策課長   中心市街地の家屋が密集している箇所道路が狭隘なところについては大きな課題であると認識している。空き家の問題も付随する課題である。現在、戦略本部の中で中心市街地のあり方を検討しているが、中心市街地全体を対象とするのではなく、小さなエリアにおける課題解決に向けたミニ区画整理や再開発事業など、課題にあったメニューを提案し地域要望に応えていきたい。グランドデザインがある程度固まった段階で、都市計画マスタープラン地域別構想の中の、中心部における意見交換会などを行い、住民要望等を聞いた上で検討していきたい。 ○委員   行政施行区画整理として、七日町、十日町のあと、連担してくると思っていた。ミニ区画整理はもう少し風呂敷を広げるべきである。限られた面積要件の中で土地を集約化したりする手法で、オープンスペースを求めていくのでは小さい取り組みしかできず、これでは安全・安心な町並み空間形成はできない。もう少し大きいエリアを設定してゾーニングのグランドデザインで誘導すべきではないか。しっかりと区画整理に向き合わなければならない。ミニ区画整理面積要件はどのようになっているのか。 ○都市政策課長   ミニ区画整理を想定している一つは、中心市街地であり、その周辺に残る歴史的な資産を残し、駅西のような街に変更していくのはどうかという考えがあり、その中で密集している住宅に対してミニ区画整理をはめながら整備していくのが一番現実的ではないか、山形らしさを未来につなげていけるのではないかと考えている。現在、中心市街地及びその周辺景観を形成していく景観計画を策定しているが、歴史的な風景を大事にしながら街をつくっていきたいと考えており、全てを新しくすることは現時点考えていない。 ○委員   区画整理イコール駅西のような全く新しい街をつくっていくことは、どこも同じ町並みでつまらないと20年前から言われていることである。そのような区画整理ではない。きちんと残さなくてはならないものは区画整理計画の中に位置づけることができ、大規模に使わなくてはならない用途もその中に織り込め、いろいろな可能性が広がるが、ミニではどうしても限界がある。根本的に区画整理をどのように描くかという考え方の違いがあるようである。 ○委員   山形パーキングエリア利活用をさらに進めるためには、要望中のスマートインターチェンジ設置が一番ふさわしいと考えている。現状と設置が決定する時期はどうか。 ○まちづくり推進部長   西公園に隣接する山形パーキングエリアは、2、3年前にパーキングエリアモデル事業として認定されたが、新たにスマートインターチェンジ設置という要素が加わり現在はそちらを重点的に国に対して要望している。スマートインターチェンジ設置されれば、西部工業団地を含め、さまざまな開発がなされ、車の流れ、人の流れが変わる。しかし、全国でも数カ所しか選定されず、東北でも2、3カ所ライバルがいると聞いており、今後も情報収集に努めていく。 (2)平成29年度山形水道事業会計予算繰越について  水道建設課長から、別紙資料に基づき報告があった。 (3)平成29年度山形公共下水道事業会計予算繰越について  雨水施設建設室長から、別紙資料に基づき報告があった。...